こんにちは!
プリズナートレーニング進んでますか?
このブログに来られている方はプリズナートレーニングについて興味がある方が多いようです。
中には実際にプリズナートレーニングを始めている人もいるでしょう。
でも、STEP10までの道のりが長すぎると感じている人も多いんじゃないでしょうか?
かれこれ2年半ほどプリズナートレーニングに取り組んできましたが、確かに僕もそう思っています。
それはそれで楽しいんですけどね。
というわけで、今回はそんな方たちのための妥協案を用意しました。
本来のプリズナートレーニングの進め方
まずは、本来の進め方についておさらいしておきましょう。
STEP1から始める
本書では必ずSTEP1から進めるようにと忠告しています。
つまり、「普通の腕立て伏せができるからといってSTEP5から始めるな!」
こう言っているわけです。
「でも最初の方は簡単でつまらないし…」
わかります、わかりますとも!
それでもSTEP1から始めなければいけない理由があるんです。
それは腱や関節が故障しないようにするためです。
いきなりSTEP10なんてやったらすぐにどこかを怪我してしまうでしょう。
それっきりトレーニングをするときには一生その痛みがつきまとうのを想像してみてください。
恐ろしくありませんか?
特に腱や関節というのは高負荷トレーニングに脆いものです。
マシンを使ったトレーニングで肩や腰をいわしてしまった人も数多くいるようです。
僕はジムに行ったことがないのでわかりませんが…
だから、まず最初に腱や関節を鍛えるためにSTEP1から始める必要があるんです。
初級者の基準→中級者の基準→上級者の基準
「STEP1からねわかったわかった!でも、部活は運動部だったし今も運動してるから上級者の基準だけクリアすればいいか。」
大間違いです!アンポンタン!
必ず初級者の基準、中級者の基準をクリアした上で上級者の基準に進んでください。
理由は同じです。
怪我をしないためです。
他にも「貯筋」という考え方もあります。
PLUS ULTRA!!!!!
限界を越えるのは素晴らしいことです。
僕も限界は超えるものだと思っています。
でも、いつもいつも限界なんて超えてたら燃え尽きてしまいます。
それに体の炎症がとんでもないことになってしまいます。
ここで「貯筋」が大事になってきます。
STEP6に到達して最初のトレーニングで中級者の基準までやって限界を超えたい。
でも、今回は我慢して余力を残した状態で初級者の基準をクリアする。
この考え方が大事になってきます。
限界超えないとレップ数増えないんじゃないかと思っているそこのあなた!
大丈夫です。間違いなく成長できています。
安心して貯筋してください。
ブリッジとハンドスタンドプッシュアップは最初はやっちゃダメ
ハンドスタンドプッシュアップはプッシュアップSTEP6をクリアしてから、
ブリッジはスクワットSTEP6とレッグレイズSTEP6をクリアしてからやるようにしましょう。
理由は筋力がついてない状態でやるのは危険で怪我する確率が上がるからです。
それとこれは僕の考えですが、いきなり6種目もトレーニングするとどれも中途半端になってしまってクリアなんてできません。
まずは4種目だけ集中してください。
じゃあ妥協案は?
以上が本来の進め方でした。
それじゃ、妥協案を発表しましょう。
どこを妥協するのかというと…
STEP1から始めるというところです。
そう、プリズナートレーニングの一番大事なところを妥協しちゃいます。
でも、いきなりSTEP3からやっていいのかというとそうではありません。
STEP1からSTEP5までを同時並行で進めていきます。
プッシュアップはフルプッシュアップまでを、スクワットはフルスクワットまでを、レッグレイズはフラットストレートレッグレイズまでを同時に進めていきます。
プルアップはお任せします。難易度が上3つよりも高いからです。
僕はSTEP3,4,5を同時並行で進めました。
同時並行で初級者の基準、中級者の基準、上級者の基準をクリアしていきます。
つまり、トレーニング1日目にSTEP1,2,3の初級者の基準をやっちゃってもいいというわけです。
全部するのは大変だと思うので2,3STEPくらいを同時並行で進めることをお勧めします。
これだけで3ヶ月から6ヶ月ほどでSTEP5までクリアできるんじゃないでしょうか。
ただし、STEP6以降とハンドスタンドプッシュアップ、ブリッジは同時並行しないでください。
負荷が強くなるので同時並行は避けるべきです。
(ウォーミングアップで前のSTEPをするのは全然アリです。)
妥協案を考えたもう一つの理由
妥協案を考えた理由はもう一つあります。
前半のSTEPでは体が大きくならないからです。
どんなにゆっくりレップ数を稼いだとしても引き締まるくらいが関の山です。
僕もそうでした。
STEP5,6あたりから「あれ?ガタイがよくなった?」と気づいてもらえるレベルです。
そこまでいく前にモチベーションがなくなってしまうのは勿体無いので前半部分を高速で終わらせて本番の後半STEPをクリアしていきましょう!