性エネルギーの引き上げ方のコツがわかったので書き記す

こんにちは、うつつびとです。

最近パワーロック法や睾丸呼吸をたまにやっているのですが、性エネルギーを引き上げるコツがわかってきたので、ここに書き記しておこうと思います。

性エネルギーを引き上げるために必要なこと
パワーロック法でやっていることも本質的には同じ
まとめ

性エネルギーを引き上げるために必要なこと

本質的なことは性器にある性エネルギーを会陰、仙骨、背骨へと流し、頭に送ることです。

そのために必要なことは次の2点です。

・性器から肛門までの性エネルギーの道筋を作る

・背骨をまっすぐにする

1つ目の「性器から肛門までの性エネルギーの道筋を作る」というのは、尿を止める筋肉、会陰、肛門、これらをギュッと引き締めることです。

これらを引き締めることによって性エネルギーが通りやすくなります。

2つ目の「背骨をまっすぐにする」というのは性エネルギーが通りやすくするために、S字を描いている背骨を一直線にするということです。

具体的には尾骨を前に突き出し、顎を引くことで背骨が真っ直ぐになります。

(尾骨は肛門を後ろに進んだらある出っ張った骨のことです)

この状態で性器から性エネルギーを引き込めば、すーっと冷たいもの(興奮していたら熱いもの)が背骨を通って頭に流れていくはずです。

パワーロック法でやっていることも本質的には同じ

以前、紹介したパワーロック法の記事では「尿生殖隔膜、肛門括約筋、お尻、会陰、顎、首、拳に力を入れろ」と書きました。

この「尿生殖隔膜、肛門括約筋、お尻、会陰、顎、首、拳」に力を入れていくとわかるんですが、上で書いたように会陰周りがギュッと引き締められ、背骨が真っ直ぐになるのがわかると思います。

また、パワーロック法の最後に追記している動画↓

この動画でやっている拳を真横まで持ってくるというのも、結局は会陰周りを引き締め、背骨を真っ直ぐにさせるためのものなんです。

動画の通りにやってみると、勝手に顎を引いて、尾骨が前に出て、会陰周りが引き締まるのがわかると思います。

つまり、いろんな補助を使って、会陰周りを引き締めて、背骨を真っ直ぐにしているだけだということです。

この「会陰周りを引き締めて、背骨を真っ直ぐにする」ことさえできれば、パワーロック法でも歯や拳を食いしばらなくて良いし、なんなら上達すれば何もしなくても性エネルギーを引き上げることができるみたいです。

パワーロック法の実修の4段階

1.初心者:拳、顎、頸部、足部、会陰部、臀部、および腹部の筋群を使って性的緊張をそらせ、射精の衝動を遮断し、興奮状態を生み出した熱い精気を上に向けて押し上げます。

2.中級者:拳、顎、脚部などの筋群はあまり使わず、骨盤隔膜、括約筋、仙骨や頭蓋のポンプをより多く使って、性エネルギーを押し上げます。

3.上級者:会陰部の筋よりも、仙骨と頭蓋のポンプに頼る方が多くなります。より多くの心(マインド)のパワーを使って精を頭頂の中枢へ送り、そこにパワーを集めることによって、下方の中枢から上方の中枢へとエネルギーを引き上げます。

4.最上級者:どの筋も使わず、ただ精神をコントロールするだけです。心(マインド)のパワーだけを使って、精エネルギーを自由に上下に動かすことができ、ペニスの勃起や弛緩も思いのままになります。

タオ性科学―男性編自然治癒力を高める陰陽和合の秘訣 (ヒーリング・タオ)

要約するとこんな感じです。

初心者の段階はパワーロック法を紹介した記事に書いた通り。

中級者は今回書いた2つのポイントを守る(会陰周りを引き締める＋背骨を真っ直ぐにする)。

上級者は背骨を真っ直ぐにするだけ。

最上級者は何も使わず、ただ引き上げようとするだけで性エネルギーを引き上げることができるようになるということです。

なぜ、パワーロック法はこんなにも力を入れるのかというと、語弊を恐れず言うと最強の寸止め方法だからです。

イク寸前、射精を食い止め、その性エネルギーを引き上げるために全力で力を入れているわけです。

ということは、性エネルギーを引き上げるコツさえわかってしまえば、ムラムラするくらいであればそこまで全力で気張らなくても性エネルギーを引き上げることができてしまいます。

現在の僕はムラムラした時に中級者のように会陰周りを引き締めて背骨を真っ直ぐにするだけで引き上げています。

ちなみに、どの段階でも舌は必ず口蓋(上顎の方)につけておくことを忘れないでください。

性エネルギーを臍(丹田)に下ろすために重要なことです。