くそったれな世界で禁欲している

禁欲×性エネルギーでモテ効果の秘密を探るブログ

なぜ目の前のことに全力で取り組まなければいけないのか

僕は仕事をする時にクラウドソーシングを使うことがあります。

例えば、新商品についてのアンケートのお願いです。

1人あたりの報酬は大体5〜10円程度。

それを1000人に回答してもらいます。

 

ただ回答してもらうだけではなく、アンケートを確認して承認する作業をしなければいけません。

 

そのため、1000人の回答をザーッと見ていくのですが、丁寧に回答してくれる方もいれば、明らかにテキトーに答えたなという方もいます。

 

別によっぽどのことがない限り、承認はします。

承認はするんですが、「そうか、この人はこういう仕事をするんだな」と感じてしまいました。

 

たった5円です。

たった5円の仕事かもしれません。

「こんな低い報酬で募集かけやがって、うまい棒すら買えねーじゃん」と思っているのかもしれません。

 

それでも、クラウドソーシングで仕事を依頼しているんです。

 

その仕事が、記入ミス多数であったり、明らかにテキトーな回答であれば、「もうこの人に頼みたくないな」と思うわけです。

 

反対に、たった5円の仕事でも、記入のミスなく丁寧に回答して、なおかつお礼のメールまで送ってくださる方には、次もお願いしたいし、他の仕事も報酬額を上げても依頼したいなと思うんです。

 

このことに、はっと気づいて自分に問いかけました。

「自分は目の前の仕事に真摯に向き合っているか?」と。

 

 

学生諸君、課題はやっていますか?

これは学生の方にも当てはまることです。

普段の課題をテキトーにやってませんか?

答えを丸々写して課題を提出してませんか?

丸々じゃなくても、途中間違えたようにして赤ペンで解答を書くみたいな小細工してませんか?

 

それ、先生にはバレてます。

 

僕はアルバイトで塾講師をしていたのですが、そのときですら、生徒が課題に対してどういう取り組み方をしているのか手に取るようにわかりました。

答えを全て写しているというのは論外ですが、小細工をしていてもわかるんです。

もちろん本当にわからなくて全て赤ペンで写すことは仕方ないことです。

 

生徒の実力と照らし合わせれば大体この問題は間違えるな、正解できるなというのがわかるからです。

さらにいうと、解こうと頑張ったときは、必ず解こうとした痕跡があるはずなんです。

問題文にメモが書いてあったり、問題文を丸で囲んでいたり、何かを書いて消した跡があったり。

だから、わかるんです。

その人がどれくらい真面目に取り組んだのか、が。

 

学校の先生ともなればその道のプロです。

何年も何十年も教えてきてます。

 

だからこそ、「あ、コイツはやってないな」というのは一瞬でバレるんです。

課題にサッと目を通すだけでわかってしまいます。

 

だから、もし内申点を良くしたいのであれば、課題は全力で解きましょう。

もし問題がわからなくて、赤ペンで答えを写しまくってしまったら、素直に「すみません。全然分かりませんでした。」と書いておくのが吉です。

中には優しい先生もいるでしょう。サボってるけど評価してくれるかもしれません。

でも、そんな先生もしっかりと自分で考えて解いたという取り組みを見せれば、それ以上の評価をしてくれるのは間違いありません。

 

もちろん、内申点を上げるには他の要素も絡んできます。

ただ、それも結局は目の前のことに全力で取り組んでいれば勝手に上がります。

中には生徒を全く見ようとしない先生もいるかもしれません。それは仕方ありません。

先生も人間です。その人の状況、仕事量、境遇、好き嫌いなどが関係してきます。

 

それでも忘れないで欲しいのは、目の前のことに真摯に取り組んだかは分かる人には分かるということです。

 

たかがバイト、されどバイト

課題の話をしましたが、バイトだって同じです。

バイトはれっきとした仕事です。

それは学生がやっていようが、誰がやっていようが、です。

 

お客さんには全て見抜かれています。

 

例えば、飲食店のバイト。

ボソボソ喋ったり、だるいなと思いながら接客していませんか?

ただお金が欲しいからとテキトーにやっていると

「この店員、接客態度悪いな〜」

「もっと客のこと考えたらどうなんだ」

と思われるでしょう。

 

中にはクレームを入れる人もいるでしょうが、それは少数派です。

普通の人は、心の中で思うだけで直接は口にはしません。

ただ、周りの人やSNSに言います。あのお店はあんまり良くないって。

そして、そのお店に行かなくなります。

 

バイトテロなんかはその究極形態です。

そんなことをすれば、完全にお店の信頼を失います。

ただし、この人はそういう仕事をするってわかるから、これから採用する企業にとってはありがたいことでしょう。

 

たかがバイトかもしれませんが、一生懸命お客さんと向き合って、良いサービスを提供しようと考えていれば、

「気持ちのいい接客だな」

「一生懸命働いてるんだな」

と良い印象を持ちます。

それは接客していた人にもですが、お店自体にもです。

 

そうすることで、また行きたいなと思う人が増えて、そのお店の売り上げに貢献できるでしょう。

 

なぜ目の前のことに全力で取り組まなければいけないのか?

では、タイトルの回答をしていきます。

 

なぜ目の前のことに全力で取り組まなければいけないのでしょうか?

 

それは、その行為自体が信用される行為だからです。

 

目の前の仕事に真摯に取り組むから、またお願いしようと思える。

目の前の課題に全力を尽くすから、評価したいと思える。

目の前の接客に真剣に取り組むから、また来たいと思える。

 

もちろん、仕事は結果や実績を重視されますし、お客さんのニーズに合わないものを提供しても売れません。

でも、同じ実力でテキトーな仕事をする人と、真摯に取り組んでくれる人、どちらの人にお願いしたいと思いますか。

 

もちろん後者です。

 

クライアント、お客さんと向き合っていいものを提供する、いいものを作る。それができない人に信用はたまりません。

 

長期的に成功したいのであれば、これは避けては通れないのではないでしょうか。

 

「もっと大きな仕事をしたいのに、簡単なことしか任せてもらえない」

「今の仕事じゃなくて、もっと別の仕事をしたい」

 

そう思うのであれば、まずは目の前の仕事に全力で向き合いましょう。

そうすることで、その仕事や取り組みを見てくれた人が信用してくれて、新しい仕事や大きな仕事を任せられたりするはずです。

 

豊臣秀吉がどうして貧しい農民から天下を統一するまでになったのでしょうか。

人たらしであったり、かなりの策士というのももちろんあると思います。

でも最初の一歩は、目の前の仕事に全力で向き合ったからではないでしょうか。

 

寒い日に秀吉が織田信長の草履を懐で暖めていたという話は有名です。

 

つまり、信長のために自分ができることを考えて実行していたんです。

 

その裏には何か計算があったのかもしれません。

それでも、目の前の仕事に全力で取り組んだんです。

 

だから信長が信用して、秀吉が天下を統一する道のりが開けたんです。

 

全力で取り組むとはどういうことか

全力で取り組むと言っても、その仕事を完璧にこなせと言っているわけではないし、目の前の課題をミスなく答えろと言っているわけではありません。

 

もちろん、それができるのであればそうした方が良いです。

でも、そこじゃないんです。

 

全力で取り組むというのは真摯に向き合うことであり、ないがしろにしないことです。

 

例えば、学校の授業であれば先生の話を聞いて理解しようと努めることです。

そうすれば、自然にうんうんと頷いたりノートにメモしたりするはずです。

それは先生に伝わります。

ちゃんと聞いてるんだなとわかるんです。

 

課題であれば、ただ自分で考えて解く。

間違えたところはなぜ間違えたのかを書く。

たったそれだけでいいんです。

 

ビジネスでも同じです。

上司から振られた仕事があるなら、なぜそれをするのかを考える必要があります。

 

上司に言われたままのことをやったところで、評価が上がることはありません。

そのままです。

 

ただでさえ、言われたことだけをやってもプラマイゼロなのに、期限ギリギリになって取り掛かって、及第点スレスレの仕事をしていたら信用なんてされるはずがないです。

 

でも、上司が何を求めているのかを考え、逐一進捗を報告し、期限前に仕上げることができたなら、評価は必ず上がるはずです。

「次は少し大きな仕事も任せてみてもいいかもしれないなぁ」と思うでしょう。

 

言われてみればみんなが知っているような当たり前のことですが、それを実行できている人はごく少数です。

 

もちろん、仕事では効率化を図ることも大切です。

例えば、WEBページ制作でクライアントに真摯に向き合おうとしてゼロから作っていたのでは時間がかかりすぎてしまいます。

 

まず先にいくつかテンプレートを作っておき、それを組み合わせることでクライアントの要望に応える。

もしくは、クライアントが参考にしたいサイトを聞き出し、それをとりあえず丸コピしてからオリジナリティを出す。

 

こうすれば効率的に仕事を進めることができるはずです。

 

※僕はWEB制作をしているわけではないので、こういうことは当たり前なのかもしれないですし、やってはいけないのかもしれません。効率化の一例としてニュアンスを掴んでもらえれば幸いです。

 

最後に

信用って頭では理解してきたつもりでしたが、今回のことをきっかけに実感することができました。腑に落ちた感じです。

 

今回は耳が痛いような話をしたと思います。

何しろド正論です。

 

でも、何かを成し遂げたいのであれば、こういうことは大事なんじゃないかなと思うんです。

短期的ではなく長期的に考えるのであれば、信用はとてつもなく大切なものですから。

 

僕もビジネスは信用の連続で成り立っていることを忘れずに仕事に取り組んでいきます。

りの性欲に、え。